吉屋信子著/嶽本野ばら監修・解説『屋根裏の二処女』

吉屋信子著/嶽本野ばら監修・解説『屋根裏の二処女』

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寄宿舎を舞台に章子と環という二人の〈処女〉が永遠の愛を追い求める孤独と苦悩の日々。信子が弱冠二十三歳で書き上げた重厚なる半自伝的長篇。長らく秘かに読み継がれてきた清く美しい物語。解説:嶽本野ばら 〜著者紹介〜 吉屋信子 (ヨシヤノブコ) 1896年~1973年。高等女学校卒業後、小学校の代用教員となるが作家を目指して上京、「少女画報」誌に連載した『花物語』で人気作家となり、少女小説を多く執筆。1952年には日本女流文学者賞を受賞し、文学界に広く認められる。晩年は『徳川の夫人たち』『女人平家』など、女性史を題材とした長編時代小説を執筆した。 嶽本野ばら (タケモトノバラ) 京都府宇治市生まれ。1998年に初のエッセイ集『それいぬ――正しい乙女になるために』でデビュー。2000年に初の小説集『ミシン』を刊行して以降、少女文化やストリートカルチャーを原点にした独特の世界観で支持を集める。主著に三島由紀夫賞候補作となった『エミリー』『ロリヰタ。』の他、『鱗姫』『カフェー小品集』『下妻物語』などがある。 中原淳一 (ナカハラジュンイチ) 幼少の時より絵や造形に才能を示し、18歳の時に趣味で作ったフランス人形が認められ東京の百貨店で個展を開催。それがきっかけで雑誌『少女の友』の挿絵、口絵、表紙絵、付録等を手掛けるようになり、一世を風靡する人気画家となる。 終戦後は、女性に夢と希望を与える雑誌『それいゆ』(1946年)、『ひまわり』(1947年)、『ジュニアそれいゆ』(1954年)『女の部屋』(1970年)を相続いて創刊して現在の女性誌の基礎を作っただけでなく、イラストレーター、ファッションデザイナー、スタイリスト、インテリアデザイナーなど多彩な才能を発揮、その全ての分野において現代につながる先駆的な存在となる。昭和30年代半ば病に倒れ、長い療養生活の後、1983年に70歳で逝去。 【仕様】 吉屋信子 著 嶽本野ばら 監修・解説 中原淳一 装幀・装画 発売日:2003/03/15 判型:四六判 ページ数:352 頁